2020年12月29日火曜日

2020-12-29中国ウイグル問題

 ・中国がウイグル人を連行して強制労働させて安い賃金で作らせ国際競争力を高めているというが、これは要するに奴隷労働だ。しかし本当に現代の知的労働者の社会、ドラッカーが、教育や自主性のない労働者が多いことは国の重荷になるだけだと言っているこの社会で、奴隷を抱えることが本当に中国に有利に働いているのかどうか。単純労働で低スペックの安物ばかり作るのであればまだしも中国はITの分野などで先進国を目指しているというのに、奴隷労働が機能するわけがないように思う。ひょっとしたら中国がうまくいっていないのはこういう部分も一因にあるのかもしれない。

スーダン情勢

スーダンでは4年前の2019年4月にパンや燃料の値上げに抗議する市民のデモをきっかけに、軍がクーデターを起こして独裁的なバシール大統領を失脚させ、30年にわたる長期政権が崩壊。同時期にアルジェリアでも反政府デモで長期政権が崩壊したため「第2のアラブの春」と呼ばれた。  軍は民主化...