2019年5月8日水曜日
トランプ大統領の複数正面作戦
5月上旬 トランプ大統領が中国に25%の関税を5月10日からかけると突然表明。その後イランに対しても強硬姿勢。(私の意見)トランプ大統領は、避けるべきだとされている2正面作戦どころか北朝鮮、ロシア、パレスチナなど3正面以上と衝突を辞さない姿勢を示している。トランプは馬鹿なのか?素人政治家だからこんな事をやるのか?という意見も多かろう。彼の内面は誰も分からないのかもしれないが、ひょっとしたら彼は感覚的に物事の本質を捉えて、その自分の感覚を信じて行動をしているのかもしれない。佐藤優という外交のプロで博識だが、必ずしもセンスは良くない評論家は、トランプは白人至上主義的であって、中国や北朝鮮、ロシアなどがやられた後は日本だって標的になるみたいなことを言っているが、僕の見方は違って、彼の頭の中にあるのは、白人VSその他の人々というのではなく、先進国VS後進国、もしくは自由社会VS統制的or独裁的社会という図式で、後者が世界を混乱させている、後者を正さなければいけない、言い換えれば冷戦の残りかすが今ちょっと頭を再びもたげているが、それを叩き潰す、という発想があるように思う。そうだとすると、日本は、佐藤優が言ったように、アメリカの標的にされるということはない。米国が民主党政権になればクリントン時代みたいにそういうこともあるかもしれないが、トランプはそういうことはないというのが僕の意見。もしアメリカが日本をあてにできなければこんなに3正面とか4正面という対立はとらなかったというのが僕の見方だ。
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